保育士のやりがいは何ですか
保育士のやりがいの筆頭に挙げられるのは、子どもと関わることで間近で成長を見ることができることです。昨日までできなかったことが今日はできた、とか、行事を通じて子どもの頑張りと達成感を見ることができたりすることです。また、子どもから気付かされることもしばしばあります。一人の大人としての成長もできます。社会的貢献をしているという実感を得ることもできます。子どもを預かり保育することは、間接的にその親をサポートしているということにもつながります。共働き家庭が増えている昨今、働ける環境作りのお手伝いにもつながっているということです。
保育士として大変なことは
やりがいのある仕事ではありますが、大変さもあります。何よりも体力勝負ということが挙げられます。朝から夕方まで子どもたちに危険がないか、アンテナを張り続けなくてはいけません。また、保育の準備も大変です。創意工夫が求められます。決して好きなだけではできない仕事ですが、同時に、好きでなくてはできない仕事でもあります。さらに、保護者にも様々な人がいますから、保護者のサポート役であると同時に、時には難しい場面に遭遇することもありえます。
保育士の求人はどのような状況か
保育士不足が叫ばれている中、2017年度でも常勤保育士は7万人不足する予測が立てられています。公設・民営の保育所、託児所、児童養護施設、知的障害児通所施設など、保育士を必要としている所は多く、給与面での待遇改善なども図りながら潜在保育士の掘り起こしも始まっているところなので、現状では引く手あまたの状況であると言えます。待遇面の改善は一朝一夕にはいかないかもしれませんが、やりがいを感じ子どもの成長に寄り添いたい保育士希望者には恵まれた求人状況になっていると言えます。
待機児童の問題が注目を浴び、国の重要課題となったことから今後、保育士の求人は増加すると予想されます。また、待遇の改善も併せて期待されています。